院長ブログ

ペットフードの安全確保へ新法

2007.11.30

農林水産、環境両省は30日、犬、猫用のペットフードの安全性を確保するため、有害物質の混入防止や製品の表示の義務化を定める新法を制定することを決めた。米国などで中国産原料を含んだ製品を食べた犬や猫が大量に死んだ問題を受けた措置。両省は来年の通常国会に法案を提出し、年度内の成立を目指す。

有識者らの研究会が同日、法規制が必要とする報告書をまとめた。ペットフードの流通量の9割を占める犬、猫用を当面、対象とする。有害物質などのリスクを公的機関で科学的に評価し、製造・輸入業者に混入防止を義務づける。また有害な製品が出回った場合に備えて、行政側に検査権限や回収を命じる権限が与えられる。これまでペットフードの表示については業界の自主ルールしかなかった。 (朝日新聞より)

新法が施行されたら、粗悪フードは減るでしょうね…
昔、低アルブミン血症を起こすフードがあったんです
そのフードを食べてる犬たちの血液検査を行うと、アルブミン値が低いんです
そこでフードを他の会社のモノに替えてみたら、アルブミン値が改善するのです

販売元に原料や成分のデーターの開示を求めましたが、
「自然食を原料としてるから、健康に良い。」
そんな返事で、全く応えてくれなかったんです!
今考えれば、販売元も単に輸入して卸していただけで何も知らなかったんでしょう
新法が施行後、良い製品が多くなることを期待してます!

過去の記事をさがす