院長ブログ

今日も元気だ『22歳』

2019.03.26

診療終了間際に来院した猫ちゃんの飼い主さん、診察室に入るなり
「オシッコの時の座り方が、いつもと違う!
これって膀胱炎になる前かも!!」との事。

この飼い主さん、ほぼ毎回、症状が出る前に来院します。
いわば我が子の預言者って感じです。
これは病歴からの経験と、健康管理からの直感ですね。
この猫ちゃんとは、もう22年もお付き合いしてます。

飼い主さんに『健康に暮らすポイント』を聞いてみると
・水を飲む量と食事の質
・動き
・健康診断と早めに受診すること
この三点をあげてました!

でも実際には『飼い主さんの愛情』と私は思うんですよね!
猫ちゃんたちがヒトと大きく異なるのは‥‥
『自分で生活を改善することができない』ことです
だからこそ、飼い主さんが何らかの兆候に気付き認め、よりよい食生活や環境、心理状態を作ることが必要だと思うのです。

 この猫ちゃんは、健康診断も定期的に行ってます。
そのため早期に病気が見つかり、年間の医療費は抑えられてます。
老齢猫に多い腎臓病も、若い時から食事に注意し飲む水分の量を細かに家族の皆さんがチェックしてるそうです。

そして健康の維持には適度な運動です。

猫の最高長寿・ギネス世界記録は38歳。
目指せギネス更新!
22歳じゃまだ若いぞ!

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