院長ブログ
暑いのは苦手
2008.05.27
ヒトは暑くなると発汗によって体温の調節を行います
しかし、犬には汗を出す汗腺が足の裏にしかありません
そのため、暑い時期に大きく口を開けて舌を出し「ハアハア」と大きくあえぎます
それは、体の熱を呼吸により対外へ出して体温を調節するためです
それが出来なくなると、熱中症になってしまうのです
41度以上の高体温となり、あえぎ呼吸、呼吸困難、意識混濁などの症状が出てしまいます
日中は、気温だけでなく道路のアスファルトも焼けて熱くなっています
朝や夕方の比較的涼しい時間帯を選び、炎天下を避けて散歩や運動を行って下さい
水筒などを持ち、途中の日陰で休憩するなどして、暑さでバテたりしないように散歩を楽しんで下さい
車に乗せて買い物や旅行に行かれる方、犬や猫を車内に残したまま車から離れないよう。
「ちょっとくらいなら大丈夫だろう」は、禁物!
留守の時、直射日光の差し込む閉め切った室内に入れたままでもいけません