院長ブログ

あと数日

2020.12.21

健康診断も、終了まで数日です。
今年も『健康は勝ち取るもの』
が浸透したかのように、多くの子を診ました。

当院の健康診断の中には、血圧測定が組み込まれたものがあります。
「えっ?動物でも血圧測れるの??」
「血圧あるんだ〜」
「どうやって、血圧測るんだろう?」
ま〜様々な質問がありました。

血圧に興味を持たれた飼い主さんが多かったことも、印象に残ります!
血圧測定に来院する子も、増えました。

血圧は、緊張してると正確な結果が出ません。
そのため、落ち着いた状態になるのを待ち幾度も測ります。
ここでは2台の血圧を測る器械が置いてあります!

なぜ、そこまでして血圧を測るのか・・
血圧って、ヒトでは普通に測られている検査です。
一般の家にも血圧計があるくらい、馴染みのある検査です。

そこまでヒトでは普及したのでしょうね?
それは血圧が高いと、さまざまな臓器に損傷を与えてしまいます。
そして場合によっては、命を落とす事を皆さんが知っているからです。

高血圧症は症状が出ていなくても、時間と共に臓器に損傷を与えていきます。
それは、高血圧が危険なのはワンちゃん猫ちゃんでも同じなんです。

食欲不振や元気が無いのは、高血圧が原因ってこともあります。
猫ちゃんの高血圧は、腎臓病や甲状腺機能亢進症などで見られます。
定期的な検査で、健康を勝ちとりましょう!

過去の記事をさがす