院長ブログ

嬉しい瞬間

2021.03.05

現在ヒトでは3人に1人が「ガン」と言われています。
同じようにワンちゃん猫ちゃんでも「ガン」になってしまった子が増えています。
しかしワンちゃん猫ちゃんはヒトと違い、自覚症状を伝える事が出来ません。
そのため、症状が進んでしまってから発見される子もいます。

ガンになったら、治療を行います。
ガンの三大治療と言われているのが「外科手術、抗ガン剤治療、放射線治療」です。
「放射線治療」は専門的な施設では無い限り、行う事ができません。
そのため、2次病院で治療を受けることになる場合もあります。

しかし
 外科手術は全身麻酔が怖くて・・・
 抗ガン剤治療は副作用が嫌で・・・
 放射線治療は病院まで遠くて通えない・・
このような場合が、結構多くあります。

ガンでも食欲や元気があるけど、三大治療は行いたくない!
しかし緩和治療を行うには、まだ早いと言う状況があります。
そのままの治療をしなければ、ガンは進行し悪化するのは免れません。

そのような場合に求められるのが、体への負担が少くガンの進行を遅らせ、ガンと向き合い付き合っていく治療です。
これを『代替医療』と言いガン遺伝子医療など超〜優れた治療方法、また免疫療法や高濃度ビタミンC療法、マイクロ波などの温熱療法、オゾン療法など様々な治療方法があり、アメリカなどでは国を中心にして取り組んでいます。

当院では『代替医療』として、免疫療法や高濃度ビタミンC療法を行っています。
免疫療法は血液中の免疫細胞を取り出し培養増殖させ、それを体内に戻してあげる治療方法です。

自己の免疫細胞を使用するため、副作用の心配がほとんどありません。
またQOL=生活の質の改善と、延命効果があります。

特にQOLの改善は大切ですよね!
ガンは進行すると、痛みなどが出て大変に辛いと言われます。
しかし免疫療法には、この辛さを和らげる効果が期待できます。

免疫療法を行っていない先生から、言われる事があります。
「本当に悪性のガンなの?
 こんなに頑張ってられるなんて・・!」

ま〜普通は、そうなのかもです。
しかし・・・
免疫療法を行っている子と行っていない子では、やはりチョット違いました。

ガンという病気にもかかわらず、前向きに歩めたし・・
良い思い出も、いっぱい作る時間が持てたと皆さん言われます。
そんな言葉を聞くと、超〜嬉しくなりますよね!

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