院長ブログ

保護したのは1頭!?

2019.03.31

出会い頭に眼があった猫。
猫の顔を見て『優しい顔をしてるな〜』と思いニコッとしたら、、猫もニコッと、そんな気がする。
約束があるので、その場を立ち去った。

舗道を足早に歩いてると、なんか背中に視線を感じる。
軽く振り向いてみたが、誰も居ない。
でも視線を感じる!

眼を下にやると、あら?さっきの猫が。
なんだーと思い足早に歩くが、背中に強く視線を感じる。
立ち止まり、うつむき加減に後ろを見やると猫が見上げてる。

「お家に帰らなくて良いの?
迷子なの??」
猫は首を傾げ、こっちの話を聞いてるが、返事は無い。

「急ぐので行くからね!
ちゃんとお家に帰るんだよ!」
そう言い残して、その場を去った。

‥‥去ったつもりでいたが
急ぎ足で歩く、そうすると猫は駆け足に
クソっー 走ってみると猫はダッシュ!
すぐに気管支は冷たい空気で冷え冷え、そして息絶え絶えゼコゼコ

しゃがみ込んだ足元にスリスリ‥‥‥
よく見ると肌は薄汚れ、しかもノミのウンチ?
足先の毛は土埃で茶色く変色、耳の中は真っ黒け!

「お腹減ってるんかい?」
その言葉に、初めて喋った! 返事してきたよ!!
『にゃーーーー』
「おいおいおい、聞くんじゃ無かった!」

スリスリ、見上げて『ニャ〜っ』
抱き上げると『ゴロゴロ』スリスリ『ゴロゴロ』
これって??
まさか〜、、のまさか〜が大当たり!
子連れ!!

 

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