院長ブログ

早期緩和ケア

2021.03.08

緩和ケアとして、免疫療法を行っている子がいます。
病気になったら、いかに辛くなく暮らせるようにするか・・・
これが緩和ケアの基本です。
ここでは免疫療法を行う場合は、半日入院します。

ちなみ『緩和ケア=ガンの終末期』と思っている方が多いように思います。
これはチョット違います。
緩和ケアは病気の種類を問わず、また進行状態にも関係なく行われるものです。

緩和ケアには、様々な処置・治療方法があります。
また病気によっても、違います。

例えばガンの場合の緩和ケアは、ガンと診断された時から行われるのは良いとされます。
最初は投薬や不安に対する、基本的なケアなどが主となります。

緩和ケアは、基本的に在宅で行います。
在宅緩和ケアのメリットは・・・
住み慣れた環境で、家族と一緒に生活できることです。

早期から緩和ケアは、生存期間が統計学的にも長くなることがわかっています。
このことからも、早期からの緩和ケアは重要と思っています。

当院で行う免疫療法に緩和ケアは、活性化リンパ球療法です。
活性化リンパ球療法の適応外の病気もありますので、ご興味のある方はご相談ください!

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