院長ブログ

食が健康をつくる

2020.09.12

病気にならずに長生きするためには「食の内容」が大切です。
フードを食べる、その原点は『生命の維持』です。
体を維持し活動するため、栄養素が必要です。

いくらフードが良くても、それが体に良いとは限りません。
そのフードに含まれている栄養素が、どれだけ体に取り入れられるか・・
よく考えて使わないと、体を維持することが難しくなってしまいます。

またフードだけでなく、オヤツも内容が大切です。
健康を維持するためには、フードとオヤツの成分や栄養素を検討する必要があります。

動物病院には、病気に関する多くのフードやオヤツが置いてあります。
肝臓病になったら肝臓病用、腎臓病なら腎臓病用・・・
本当に豊富な種類のフードやオヤツがあります。

しかし肝臓病だからと言って、肝臓病用のモノが良いとは言えない事があります。
病気になったら、体全体の健康を取り戻さなくてはなりませんしね!

皆で食の新たなキャッチコピーを考え、啓蒙イラストも作ります。
そして8月の中頃から『各種病気に対応したオヤツ』を、
この2週間は『生命の1番スープと2番スープ』を作っていました。
全てが素材の旨味と栄養価を落とさないように、低温で時間をかけて作ります。

オヤツは、1キロの材料から200〜300gしか作れません。
ギューって濃縮された、健康に良いオヤツです。
そして今日は『生命のスープ』を小分けし、マイナス20℃で保存です。

このスープは滋養強壮たっぷりで栄養価も高く、
胃腸障害や手術後、食の細い時などの回復に超効果的です!

「健康は勝ち取るモノ」が、徐々に飼い主さんの間に浸透中です!
そのためフードの成分表の読み方が上手になった飼い主さんも、増えました。
フードやオヤツにこだわる飼い主さんも、増えてきました。
それにあわせて、手作りフードやオヤツの話をする機会も増えました。

さぁ〜皆で健康寿命をのばそう!

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