在宅医療

2019.03.21

今日は、私の通院の日。
診療は9時からなのだが、8時45分に診てくれる。
ドクターは挨拶後、デスクのモニターの中のデーターを見て、三言。
「ん! 大丈夫! 問題ない!」
毎回そう言って、私の顔を見る。

でも、問題ないと真顔で言われてもねぇ〜
たまには、笑顔で言って欲しいなッ!
って思いつつ、こわばってるかもだけど笑顔で返事をするよう心がけてる。

私は在宅医療を受けている。
自宅に置いてある機材も、時代が進みネットに接続である。
日々のデーターが、機材の中に入っている携帯電話で病院へ送られてるのである。
そう言えばSECOMの警備機器の中には、携帯電話が二台入ってると聞いた。
二台目は万が一の場合のサポート用だそうだ。

在宅医療とは、1.外来、2、入院についで、第3の医療として捉えられている。
狭い意味では、体の機能が低下し通院が困難なヒトの自宅に医師が訪問して行う医療を言う。
でも今は、普通に暮らしながら行える自宅での医療のことまでも含んでる。
在宅医療の良い点は「住み慣れた環境で、普通に生活ができる」ことである。

ワンちゃん猫ちゃんにも、この在宅医療の考えは必要と思う。
治療のため在宅医療が選択されず、制限付きの入院生活になってしまったら・・・
ワンちゃん猫ちゃんたちは繊細ですから、気をつけてあげないと!
ゆっくり眠れず、お腹が減っても食べる気も、元気も出ないかも!

在宅医療は、治療の場所が住み慣れた環境である。
気持ち的にも楽!寝ることも食べることも問題なし!
いつもと同じように、いつもと同じ生活が出来る。
食器もベッドもオモチャも同じ!窓から見える景色も同じ!

在宅医療は、住み慣れたこころで穏やかに暮らせる治療です!
私共が入院をなるべく減らし在宅医療を勧めるのは、、こんな理由からです。

慢性腎不全の子、慢性心臓病の子、肺疾患の子、、
自宅で輸液をしたり、自宅に設置した酸素室の中で眠ったり…いろいろ。
飼い主さんである皆さんの優しい手で、手当てをしてあげるのも大切な治療の一つです!

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