院長ブログ

肝臓は食べ物で鍛えよう

2020.02.16

さてさて、毛深い我が子の肝臓が悪くなる原因は何でしょう?

まず原因のひとつに、ウィルスや細菌の感染があります。
例えば、ウィルス感染による犬伝染性肝炎で起こる肝障害がそうですよね。
また、十二指腸から総胆管に細菌が入り込むこともあります。

胆泥や胆石が原因のこともあるでしょう!
また肝臓や胆管などのガン、ってことも。

  X線検査で写った「胆石」です。

しかし肝臓病の多くは食生活、いわゆる食べ物に大きな原因があります。
肝臓の仕事に、体を作るタンパク質を合成するというのがありましたよね?
体に入ってくるモノの質が悪ければ、当然肝臓も疲れちゃいます!

『ショップやネットで買った薬やサプリメント、飲んでいませんか?』
実は肝臓病を起こす原因として、薬やサプリメントがあります。
肝臓を治そうと思って飲ませたモノで肝臓が悪くなったなんて、笑えないですよね。
他の子には効果あって良くても我が子には使えない、そのような場合も考えらます!

口から入るものは、超大切ですよ!
生後半年の子の健康診断で、肝障害のあった子の原因はオヤツでした。
オヤツを止めて1ヶ月後、肝臓は良くなりました。

飼っている子二頭とも、肝数値の上昇が見られました。
性別年齢、両親とも違う子なのですが、同じなのはフードのみ。
しかも体質に合わせた、特注食だそうです。
食べさせるのは止めて1ヶ月後、肝数値はよくなりました!

肝臓病の治療の基本は、食事療法になります。
ま〜病気を治す、その基本は栄養ですもんね!
そうそう、免疫力も大切ですよ!

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