院長ブログ

腸活 Part 2

2019.11.08

便秘になりやすい子は、下痢にもなりやすくなってます。
つまりコロコロウンチの子は、ピーピーウンチにもなりやすいのです。

院内にあるPOPの『あなたの知らないウンチの世界』
これは 「ウンチの状態から健康状態を知る」ための有効な方法のひとつであることを知って欲しくて置いてあります。

また「ウンチ・スタンプ」も、ウンチを日々チェックして頂きたくて行なっているものです。
POPもハンコも、スタッフの力作です!

このように、ウンチの固さや色は腸内環境の重要なサインです。
そしてウンチには「色々な顔」があります。

・黄色い‥
・茶色い‥
・粘膜が‥
・血が混じった‥
・黒っぽい‥

ウンチの顔は、腸内の状況を知るバロメーターです。
そのウンチの中身はフードの残りカス、腸内の細菌とその死骸、そして水分などです。

ウンチは体の中で作られます。
口から入るのはウンチの『材料=フードや水など』、
体はウンチを作る「工場」、
腸はウンチを作る「製造担当部署」、
そしてウンチは『製品』です。

良い製品を作るには「それなりの材料」と「良い工場」が無いとできません。

フードの内容により、ウンチが軟らかったり固かったりします。
病気や腸の状態でも、固さだけでなく「ニオイ」も変わります。
また腸内の細菌などでも、その状態が変わります。

フードは、質も大切です。
フードに野菜を混ぜてしまうと、食物繊維の摂り過ぎとなりウンチが固くなります。
また骨のおやつでも、ウンチが固くなります。
外でしかウンチをしな子はトイレを我慢してしまい、腸の中でウンチからの水分の吸収が進んでカチカチウンチになってしまいます。

下痢と便秘にならず良いウンチの日々を過ごすには、腸内の管理が大切です。
腸内環境を良い状態にしておくには水分補給とフード、そしてお腹の保温です
そして運動、環境と心身の健康を保つことが重要です。

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