院長ブログ

腸活 Part 1

2019.11.07

ワンちゃんも老齢になると、チョットした事で体調に変化をきたします。
特にこの頃、弱い子多いな〜って思うのです。
それは異常気候のせいでしょうか??

多いな〜と思った中でも、胃腸障害が目立ちました。
チョット暑くなったからとウンチがピーピーになり、チョット気温が下がったからとピーピーに。
「なぜ? どうして??」
突然の下痢に、心配を募らせた飼い主さんも多かったのではと思います。

何らかの原因から腸内環境が不安定になると、便秘や下痢になってしまう子がいます。
ヒト、特に女性では体調に不調があると肌の状態も悪くなり、化粧のノリも‥‥と言います。
腸内環境の変化はウンチだけでなく、体調の変化として現れることもしばしばです。

腸の構造的な話になりますが、、、
フードが通過し接していくいくその面、いわゆる腸の内面は「絨毛」と呼ばれる細かな凹凸を持った組織になっています。
この絨毛により腸内の表面積が増えることで、栄養の吸収が出来やすいようになっています。
また絨毛は腸内細菌のすみかともなり、健康維持に役立っています。

しかし老齢になると絨毛が減り、そのため善玉菌が減ってしまうため悪玉菌が増えやすい環境にもなっています。
そこに気温の変化などのストレスが加わると、体調に変化が起こります。

胃腸の運動は、自律神経でコントロールされています。
自律神経はストレスを受けると、その働きに乱れを起こしてしまいます。
その結果、腸の動きが乱れ消化吸収の働きが悪くなってしまうのです。

このように腸内の環境が悪く、しかも状態が落ちてるときには腸の働きを助け腸内環境を整えてあげる必要があります。
環境改善には、腸内の細菌の状態を改善し善玉菌を増やします。
また働きが落ちてる胃腸には、消化吸収に負担をかけないフードを与えます。

消化吸収のよいフード、それは『低脂肪食』です。
しかし『低脂肪=低カロリー』ではありません。
良質のタンパク質で、カロリーも多めなフードを食べさることが大切です。

体は丈夫でも、腸内の細菌や状態などには負けちゃうんです!
そのため日々のウンチで健康状態を知り、症状が出る前の先手の治療が重要となります。

 

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