院長ブログ
歯周病菌 検査!
2019.05.20
ワクチン時や健康診断、歯周病と関連があると思われる病気での受診時に、歯周の状態をチェックすることにした。
ワンちゃん猫ちゃんに、もっとも多い病気は『歯周病』なのかなと思いませんか?
口臭は気になるが、歯磨きはできない!
と言って、何をしたら良いのか?
また歯周病がどんな病気なのか、なんとなく良くはわからない!
そんな飼い主さんが多いのが現状です。
歯周病の原因は、歯垢(プラーク)です。
では歯垢(プラーク)って何でしょう??
そこで質問をしてみました。
「歯垢って何ですか?」
との問いに、返ってくる言葉は
「食べ物のカス!??」
このように、歯垢(プラーク)=「食べ物のカス」と思っている方も多いようです。
でも歯垢(プラーク)と食べ物のカスは、全く別のものです。
歯垢(プラーク)は、歯周病菌が歯の表面にくっついて増えたものです。
「眼では見えない小さな細菌が、目に見えるほどのモノになる!」
これってすごくないですか??
歯垢がつくと歯周病菌によって歯肉が炎症を起こし、歯周ポケットで歯周病菌がさらに増えます。
歯周病菌は歯肉から血管の中にはいり、血液の流れにのって全身に周ります。
そして、たどり着いた先で悪さをする。
とくに心臓病は、歯周病と密接な関係があります。
そこで心臓病で受診時にも、歯周の状態をチェックすることにしました。
『太く長く明るく楽しく』を合言葉に、めざせ29歳!
病気なんかブッ飛ばして暮らそう!