院長ブログ

フィラリア

2020.03.15

犬フィラリアは犬糸状虫とも呼ばれ、蚊によって媒介される寄生虫です。
犬の血管や心臓の中に寄生するため、血の流れが悪くなったり内臓にトラブルを起こしたりします。
フィラリアはソーメン状の乳白色の細長い虫で長さがはメスで約30cm、オスはメスの半分くらいです。

フィラリアの成虫が産んだ子虫を、ミクロフィラリアと言います。
ミクロフィラリアは、そのままでは成虫になることができません。

ミクロフィラリアが成虫になるには蚊の体内に一度入り、感染力を持つ幼虫になることが必要なのです。
そのためミクロフィラリアは、蚊が血液を吸う際に血液と一緒にが蚊の体内に入り込んでいきます。

蚊の体内に入ったミクロフィラリアは、感染幼虫へと成長します。
そして蚊の口のところで感染の機会を待ち、血を吸う時に動物の体内へと寄生していきます。
体内に入った幼虫は皮下の下の組織や筋肉の中で成長し、最終的には心臓の右心室や肺動脈の中で住みミクロフィラリアを産むようになるのです。

ちなみ日本では十数種類もの蚊が、フィラリアを媒介します。
また血を吸うのは犬だけではありませんから、猫や人へも感染してしまいます。

屋内でしか飼われていない子に、フィラッリアの感染が見られたことがあります。
猫ちゃんの突然死の原因が、フィラリアであることも知られてきました。
このようなことが起こらないよう、予防をしておきましょうね!

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