退院

2020.11.06

笑顔で変えられる姿を見ると幸せを感じてしまう、
千葉県佐倉市の『若山動物病院』院長・若山正之です。

お腹の手術をした子の、退院です。
摘出したモノが結構大きかったため、ヘソの横あたりから下っ腹までの大きな傷でした。

手術後も、お母さんが毎日のようにお見舞いにいらっしゃいました!
そのためか、手術の翌日からバリバリの食欲・・
とはいかないまでも、完食でした。

『手術=痛い』と思う方も多くいらっしゃいます。
それは、ちょっと違います!

誰だって痛いのは、嫌ですよね!
そこで手術中も手術後も痛みが出ないように、手術前から痛み止め=鎮痛剤を使います。
これを『先制鎮痛法』と言います。

先制鎮痛を行うのと行わないのでは、鎮痛剤の使用量も違います。
しかも先制鎮痛は、鎮痛剤の効果までが違います。
つまり少ない量の鎮痛剤で、痛みの感じ方が少なくなります。
場合によっては、痛みを感じさせない事もあります。

手術後の痛みは血圧を上げたり呼吸の状態を悪くするだけでなく、免疫機能を下げたり傷の治りまでも悪くしてしまいます。
そのような事にならないためにも、先制鎮痛が有効です!

もし、痛くてもワンチャン猫ちゃんは口をきけません。
しかも痛みを感じないなんて言う方もいますが、それは違います。

痛がっているから鎮痛剤を使うのでは、可哀想ですよね!
手術後の快適な入院生活を過ごすためにも、薬を上手に使う事が大切と思ってます!

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