院長ブログ

ウンチ

2020.12.13

傷んだものを食べても、お腹を壊すこともないくらい腸の丈夫な
千葉県佐倉市の『若山動物病院』院長・若山正之です。

夕方からの冷え込みが厳しくなる、この時期に多いのが「下痢」です。
「下痢」は病気の症状のひとつです。
そのため原因は、様々です。

下痢の子の来院が続く日があります。
飼っている環境も食べ物も違いますし、伝染病も流行っていないとすると・・
冷えなど、天候が原因と考えます。

下痢の子で大切なのは問診です。
それと腸から直接ウンチを採り=採便しての検査です。

ひどくなる前の状態、食欲も元気もあって来院する子もいます。
「ちょっと気になるので、念のため!」
「心配してるより、診てもらった方が楽!」

その多くは腸内細菌のバランスを整えるための、整腸剤の処方で終わります。
よっぽどの事がない限りは「下痢止め」を出すことはありません。
お腹の弱い子には、腹巻も結構効果がありますよ〜

元気も食欲も無くなってからの来院もあります。
また粘液便や血が混じるなどの症状の子もいます。

時たま「腸が弱い」とか「フードが合わない」とか聞きます。
このような症状の奥には、何らかの慢性的な病気が潜んでいる場合があります。
慢性的、または再発を繰り返す下痢を「慢性腸症」と言います。
このような子は、肛門からカメラを入れて検査を行うこともあります。

慢性腸症の原因には、食物アレルギーや腸内の細菌、炎症性腸炎などの病気があります。
「下痢」といっても冷えなどの単純なものから、原因が複雑なものまであります。
軽度でも症状が慢性的に見られる場合や、繰り返す場合には原因を探してあげましょう!

何も問題がない場合には
『腸を強くすれば良いじゃん』ってね!

今日も多くの子が腹巻してました。
本当に下痢での来院が減ったのは、嬉しいことです。

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