院長ブログ

ウンチでクルクル

2020.03.05

渡り鳥は一面海で何も目標も無いのに、目的地にたどり着きます。
これは「正確な方向感覚」を持っているからとされています。
そしてこの方向感覚は、網膜内で地球の磁場を感じとる「磁気センサー」の働きによるとされています。

しかも磁場を知覚する能力は、犬やオオカミ、キツネ、牛、熊、オランウータンなどの哺乳類にもあるとされています。

ワンちゃんの散歩でウンチのとき、クルクル回る姿を見たことありませんか?
実は、あのクルクルには地球の磁場が関係しているそうなんです!
つまりクルクル回りながら、地球の磁場を感知してるんです。

地球の磁場は、北極がS極で南極のN極を軸としています。
つまり、地球は大きな磁石になっているのです。

「地球の磁場の動きが静かな時、安定している時」に、地球の南北の軸に体を沿わせてウンチをするそうなんです。
しかし磁場の強さにかかわりなく、東西の軸に体を沿わせるのは明らかに避けるんだそうです。

つまりクルクル回りながら地球の磁場を感知し、頭を北か南に向けウンチするんです!

ただワンちゃんは樹木や壁、フェンスなどがあると、それに沿って用を足すことがあるため良くわからないことが多いんです。
そのため、気が散らない広〜い草地なんかだとわかるそうなんです。
この国じゃ、周囲に何もない草地って少ないですもんね〜

またウシが草地にいるとき、北か南を向きながら草を食べるんだそうです!

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