院長ブログ
お手伝いします!
2020.10.26
「余命は‥○ヶ月」
そのように宣告された子が、相談に来院されました。
余命の宣告は死を意識することにもなり、その衝撃はとても大きいものです。
そのため、頭が真っ白になってしまうこともあるでしょう。
今回の相談は、その子の辛さを取り除くにはどうするか・・
いわゆる『緩和ケア』のことでした。
このまま何もしないではいられない
どのなっていくのか漠然とした不安
何もかにも悪い方向へと考えてしまう
そのようなことからの来院でした。
飼い主さんに必要なのは「がんばれ」という励まではありません。
不安や揺れる思いを汲んであげ、不安定な気持ちを少しでも楽にしてあげることです。
このような時には・・・
過去に癌を宣告された時のことを思い出しながら、飼い主さんと話をしています。
時間とともに、必ず心が落ち着いていきます。
そして、今後のことなどを具体に考えてはじめます。
しかし、なかなか前向きに考えることはできないかもです。
そのような時には、私共に相談してみて下さい!
どうしていけばよいのか、一緒に考えてみましょう。
心が落ち着ける、そんなお手伝いをさせて頂きます。