冬に多い病気｜千葉県佐倉市の若山動物病院

年齢なのか寒さが足腰に響く、千葉県佐倉市の『若山動物病院』院長・若山正之です。

本当に寒くなって来ましたよね〜
しかし一年を通して快適で過ごせるため、昔とは違った健康管理が必要となっています。
寒さは老齢には大敵、気をつけてあげましょうね！

🟠 膀胱炎などの泌尿器系疾患！

寒くなると水を飲む量が減りオシッコが濃くなり、オシッコの中のミネラルが結晶化し尿石症に！
外でオシッコをする習慣の子は、オシッコの我慢から膀胱炎にもかかりやすくなります。
また過去に泌尿器系の病気になった子は、この時期に再発する事が多いのでので注意が必要です。

予防は、いつでも水を飲めるようにしておく事！
水の飲む量が少ないと感じたら水に味や匂いを付けるなど、ひと工夫してみましょう。
外でしかオシッコをしない子は、トイレ・トレーニングして屋内でもオシッコができるようにしましょう。

🟠 関節疾患！

関節疾患を持つ子は、寒さで血液循環が悪くなり痛みが出たり悪化します。
日頃から肥満に注意し、滑りやすいフローリングにはカーペットを敷いたり、足裏の毛は日々切っておくなど心掛けてください。
今までは元気に歩いてたのに、歩くのを嫌がったり、足を触られるの嫌がるような場合には注意が必要です！

🟠 心疾患

心疾患の持病をもつ子にとって、急激な冷え込みには注意が必要です。
高齢になって急に咳が出るようになったり、思い当たる理由もないのに痩せてきた場合には注意が必要です。
フードは塩分に気をつけ適度な運動を行いましょう！
夜間の冷え込みに注意し、寒暖の差を少なくするようにします。

🟠 定期健診を受ける

体重や健康状態を把握しておくことが予防の第一歩です。
高齢になったら年に数回、定期健診を受けることが大切です！