院長ブログ

獣医師の役割

2020.12.07

出版事業や映像事業などを手掛けている『KADOKAWAグループ』が出している愛犬家、愛猫家向けフリーマガジンに『わんにゃんウォーカー』があります。
この冊子はホームセンターなど約1800か所で、配布されています。

今回は、この「わんにゃんウォーカー12・1月号」の記事に協力しました。
表紙には、吉岡里帆さんがド〜ンと!
彼女はA-team所属の女優さんで、アンジュという名前の女の子のバーニーズマウンテンドッグを飼っています。

この冊子の中で書いている事は『病』と『気』です。
また「動物病院・獣医師の本来の役割」についても・・・

一般的に動物病院は、動物の病気を治すところと思われています。
しかし、動物たちのためだけに仕事を行なっている場所ではありません!

我々獣医師は、動物からヒトへの感染症を防ぐためにも頑張っています。
そうなんですよ!
ヒトの健康にも大きく係わっているんです!

獣医師は動物診療活動のみではなく、幅広い活動を通じで動物やヒトの健康にも大きく係わっています。
大きく言えば、地球上に息づく動物たちの「生活と命」を対象としているんです!

多くの動物がヒトに飼われる機会が増えています。
そしてその存在が近くなればなったに分、病気が動物とヒトの間を行き来する可能性も高まっています。
これらの病気を『人獣共通感染症』と言い、その感染は「動物⇒ヒト」だけではなく「ヒト⇒動物」ともなっています。

人獣共通感染症はWHOで確認されているだけでも、約150種と言われています。
これらの病気に飼い主さんが感染しないよう啓蒙するのも、我々の重要な仕事のひとつなんです!

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