院長ブログ
膝が痛い
2021.02.08
まだまだ足腰丈夫な・・千葉県佐倉市の『若山動物病院』院長・若山正之です。
でも歳をとると、膝が痛いとか
再生医療とは「細胞の力」を使って失った機能を取り戻す医療で、生まれながら持っている「自然治癒力」を利用した治療法です。
当院はPRP(多血小板血漿)療法と言われる、再生医療を行っています。
一般的には、血小板とは血を止める働きを持っているモノとして知られています。
実はそれ以外にも血小板には、成長因子を放出する働きを持っています。
この成長因子は、損傷を受けた組織の修復する機能を高めるなどの力があります。
その働きを応用し「治る力」を高め、治癒を目指す再生医療が多血小板血漿療法です。
一般的には治療を受ける子自身の血液中にある血小板を採り出し、患部に直接入れる処置を2週間に1回、計4回ほど行います。
当初この治療は治りにくい傷や床ずれ、火傷、傷んだ歯槽骨や歯肉を治すのに使われていました。
現在ではスポーツ選手の肘や膝の関節の痛み、怪我の治療など整形外科の分野でも使われる事も多く、ご存知の方もいらっしゃると思います。
自己の血液を使うことから、安全性の高い再生医療と言えます。
当院でも靭帯の損傷や関節炎など様々な症状に於いて、PRP(多血小板血漿)療法による治療を行っています。