院長ブログ
痛いの飛んでけ
2021.02.16
高齢に猫ちゃんですが・・・
・寝ていることが多くなった
・高い所に上ることが減った
・遊ぶことに興味が薄れた
このような素振りを見たことはありませんか?
そして、歳のせいかしらと思ったことはありませんか?
しかし、そう思うのはチョット違うかもですよ!
このような素振りが見えたら・・・
関節の形が変わってしまう『変形性関節症』の可能性があります。
高齢の猫ちゃんの代表的な病気と言ったら「慢性腎臓病」です。
しかも超有名で、誰もが知っています!
しかし・・
変形性関節症に罹っている猫ちゃんは慢性腎臓病と同じくらいか、それ以上に多いんです。
老齢猫ちゃんの病気と罹患率は、以下のようになっています。
骨関節炎 60〜90%
慢性腎臓病 80%
認知機能障害 50%
『変形性関節症』は齢を重ねるに従い増え、しかも体を動かすと痛みを伴いう慢性的な関節疾患です。
痛くても、痛みを見せないのが猫ちゃんなんです。
関節の老化は防げません!
しかし、痛みが出るのを遅らせてあげたいですよね。
早くからサプリメントなどで対処することにより、生活の質を高めてあげることが出来ます。
若い時のように、元気いっぱいに過ごさせてあげましょうね!