院長ブログ
ワクチン接種
2021.08.11
ここでは犬のワクチンは、6種と8種を使っています。
そしてワクチン接種時には、その内容などを説明しています。
昨年と今年では、それ以前の時と飼い主さんの反応が違うんです。
それはワクチンの中身を説明した時なんです。
ワンちゃんの飼い主さん
あらっ、犬もコロナの予防注射が・・
今年から中身が変わったのね
今年から中身が変わったのね
いやいや、昨年も説明しましたよ?
シロちゃん
ワンちゃんの飼い主さん
あら〜年に1回のことだから、忘れちゃって・・・
ははははは!
ははははは!
現在、ヒトの世界では新型コロナウイルス感染症が広がっています。
超〜怖いですよね!
ヒトのコロナウイルス感染症は肺炎など「呼吸器症状」が出ます。
しかし犬のコロナウイルス感染症では、下痢などの「消化器症状」を起こします。
また猫のコロナウイルスには消化器症状を起こすタイプと、発症すると死に至ってしまうタイプがあります。
犬がコロナウイルスに感染しても、症状を現さないまま終わることもあります。
しかし免疫力がしっかりしていない子犬や老犬に感染すると、重症となってしまうことがあります。
また犬ではパルボウイルスに同時に感染すると、危険な状態になってしまいます。
ちなみ新型コロナウイルス感染症の犬や猫への感染は、数例ほど報告されています。
しかし『犬や猫のコロナウイルス感染症』は、ヒトには感染しません。