院長ブログ

歯がぁ〜

2021.12.06

歯周病はヒトだけではなく、犬や猫の病気でもあります!
そんな歯周病は予防できるとは知っていても、犬や猫に歯磨きは難しいすもんね!
でも〜歯周病の予防は歯磨きしか無いんでしょうか?

歯周病。歯周病って言うけど、どんな病気なんでしょうか?
ま〜歯周菌が悪さをして歯が抜けちゃう・・
そうは知っていても、なんとなく漠然として良くはわからない・・

「歯周病」って、昔は「歯槽膿漏」って言っていました。

歯周病の初期症状は、歯と歯肉の境目が赤い歯肉炎なんです。
歯肉は歯茎のことです!

健康な歯は白く艶がありピカピカ光った感じです。
そして歯肉は弾力のある、綺麗なピンク色です。

そんな綺麗な歯肉に『歯周菌』が悪さをし、炎症を起こしたのが「歯肉炎」です。
ここで適切なケアを行わないと『歯周病』へと進んでしまいます。

でも口の中の粘膜には「免疫システム」が備わっています。
この「免疫システム」のパワーを十分に発揮させるには、口の中ケアが大切なんです!

歯の治療を行いました

口の中のケアとはなんでしょうか?
歯垢や歯石を取り除くだけではなく、口の中の歯周菌の数を減らすことなんなんです。

実に実に歯周菌は超〜悪いやつです。
歯周菌は口の中の炎症にとどまらず、全身の健康に大きな影響を与えてしまうんです。

そうなんですよ!
歯周病は傷ついた歯肉から血液にのって、脳や腎臓、心臓、肺など運ばれていきます。
そして、そこで病気を発症させてしまうんです!!

歯周病になると口からドブの臭がしたり・・・クサイ!
歯と歯肉の間の溝、いわゆる歯周ポケットが深くなると歯がグラグラにもなります。
それだけじゃなく口の中の健康状態が、全身の健康に関係しているんです!

歯周病は命にもかかわるくらい、悪いやつなんです!
歯周病が原因の痛みは、上手に対処してあげないと可哀想です。
痛いと顔を触られるのも嫌になるし、トラウマにしてしまいます!

口に中の健康と、体の健康を守りましょう!

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