健康でも病気でも「水不足」は良いことはありません｜千葉県佐倉市の若山動物病院

牛肉や鶏肉の水分は60～70％、ヒトも同じくらいと言われています。

私は体重が80kなので、水分60％として48kgが水分・・・
いや～48リットルもの水分を、体の中に蓄えていることになります。
もし、カリカリに乾燥させたら32kgしか無い・・・

実に実に、体の中の水分って多いことか
しかも体重に対して、1～2％程の脱水でも軽度の症状が現れると言います。
その程度で？
そうは思うけど、脱水って怖いですよ！

脱水とは・・
体の中の水分が失われ、必要な水分と電解質が不足している状態です。

脱水になるのは、夏の時期の事にように思うかもしれません。
ま～脱水が起こる原因でよく知られているのは「熱中症」ですしね！
暑いと水分を失うって感じがします。

でも冬にも脱水します。
なにせ寒い・・なので動きも悪い。

また喉の渇きも少なく、水分摂取量も減ります。
しかも乾燥から、呼吸などで水分が失われています、
このように寒い環境でも気づかないうちに、体が乾燥してしまいます。

猫の食べる水です！

これは猫も同じなんです！
猫の体も、ヒトと同じように水で出来ているようなものです。
しかも体の中の水分を一定に維持していないと、不調になります。
また病気になってしまうこともあります。

特に冬場の寒い時期は水分摂取量が減るだけでなく、体の冷えから膀胱炎や尿石症が多くなります。
また下痢や吐き気などもみられ、さらに体の外に水分が出て行ってしまいます。
そうそう、水分不足は腎臓病にも悪いんです！

特に今週は、ヤバイみたいですよ！
皆さん、気をつけて下さいね！！！