院長ブログ
勲章?
2008.12.15
怪我で保護された猫がやって来た
手首近くから肩まで、皮膚がズル剥け状態である
まるで猫の「腕・筋肉標本」である
しかも手はプラプラ、超?痛そう!
まずはレントゲン検査など、体内検査を行いつつ筋肉に付着した毛などの除去
鎮痛剤を使用しての処置なのだが…
何を思ったか、指先を噛まれた
猫には噛んだ実感が無いのが、グイグイ噛む
史上最大じゃぁ無いが、ここ数年も味わった事の無い痛覚である
顔に苦痛の色が出てたらしい
スタッフいわく
「噛まれてもポーカーフェイスを装えるのに…無理って事は…」
猫の治療に合間に、私の治療が
まず水道水で、良く洗うのである
そして化膿止めの注射を患部に…
さらに鎮痛剤の服用…
我々、動物病院のスタッフには無数の傷がある
腕だけじゃ無い
足や身体にも…
それを勲章というヒトもいるが…そうかなぁ?