癌の治療に「活性化リンパ球療法」も!
2022.01.21
病気の再発予防のために「免疫力を高めよう」と言われたことありませんか?
しかし、どうやって高めたら良いのでしょう?
一口に免疫力を・・と言っても、なんか良くわからんですよね!
とは言っても、実際には免疫力を高める方法はいくつもあります。
その中の一つに『免疫療法』と言うものがあります。
当院では「樹状細胞療法、NK細胞療法、活性化リンパ球療法」などを行なっています。
免疫療法とは、本来自分の体が持っている免疫力を活かした治療方法です。
これら免疫療法の中で一番多く行われているのが「活性化リンパ球療法」です。
これは免疫細胞である「リンパ球」を血液の中から取り出し、培養により増やし体内に戻してあげる治療です。
自己のリンパ球を使用するため、副作用も少ないのが特徴です。
しかも多くの癌に使用でき、QOLの改善に効果があります。
また活性化リンパ球療法は免疫力を高めるため、ウイルス感染症の治療にも使用できます。
ちなみリンパ球とは、白血球の一種です。
その中にはNK細胞(ナチュラルキラー細胞)、B細胞(Bリンパ球)、細胞(Tリンパ球)があります。
B細胞は骨髄(Bone marrow)で作られるため、その頭文字の「B」がつけられました。
このB細胞は抗体を作り出し、体の中に入った病原体をやっつけます。
T細胞は胸腺(Thymus)で作られるため、その頭文字の「T」がつけられました。
このT細胞は、ヘルパーT細胞とキラーT細胞にわけられます。
ヘルパーT細胞はB細胞が抗体を作るのを助けたり、病原体をやっつける力を強くします。
キラーT細胞は、ウイルスに感染したり異常な細胞を見つけ出して殺します。
ま〜難しそうなことを、なんだかんだ書きましたが・・・
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