院長ブログ

注意一秒・怪我一生って言いますヨ

2022.02.02

原因は不明ですが、足先を失っていた猫が保護され来ました。
骨は見え、筋肉は引き裂かれた感じで痛々しそうです。

傷の周辺の内股の毛には、固まった血液が・・・
出血多量で、血液も健常の猫の半分もありません。
応急処置を施し、緊急手術の開始です。

交通事故なら、体の他の部分にも擦り傷などがあっても良いと思うのです。
皮膚は綺麗、骨も筋肉もスパッと切れた感じです。
原因は、何でしょうね?

事故の様子

膝の下、脛の部分から足を失ってしまいました

 

外で、自由な生活をしている猫がいます。
ま~自由と言っても、食は不自由かもですけど・・
これらの猫は、家の中の猫とは違い事故に遭うリスクは高くなります。

よく猫は、道路を渡ろうとしていたときに車が来たらた止まってしまう。
そんなことが言われます。

聞くところによると・・・
車に直面した時に「恐怖」で身動きが取れなくなってしまう」らしいのです。
これは本当かはわかりませんが、交通事故が多いのは事実です。

飛び出した猫を避けようとして、交通事故を起こした方がいます。
猫は無傷で走っていったが車は電柱を折り、しかも救急車まで呼ぶ事態になったそうです。
どちらにしても、事故は避けたいものです。

ちなみ過去に、交通事故で亡くなった猫の受傷箇所を調べたことがあります。
過去と言っても、だいぶ昔のことで30年も前になります。

受傷箇所としては、結構『頭』が多いんですよ!
頭蓋骨陥没とか、脳挫傷とでも言うのでしょうか?
思うに車にはねられると言うよりも、車体の下に頭をぶっつけるのでしょうね。

事故は可哀想です。
猫は外に出す事無く、犬は散歩の時にはリードを付けましょうね!

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