スタッフブログ
予防
2022.03.28
千葉県佐倉市の『若山動物病院』の看護師・千明です。
今日は、新しく取り扱うことになった製品の院内セミナーがありました。
内容は『猫ちゃんの寄生虫予防について』
最近は地球温暖化の影響で、外部寄生虫と呼ばれるノミ・ダニや蚊の活動期間が長くなってきました。
活動期間が長くなると繁殖期間も長くなり、寄生虫への感染リスクも高くなってしまいます。
外部寄生虫は体についただけで悪影響を及ぼしますが
それだけではなく、その寄生虫を媒介して他の感染症にも感染してしまいます。
外部寄生虫の中には犬・猫だけでなく人にも感染し、命の危険につながる感染症を持っている場合も…。
お家の子の健康を守るためには、定期的な健康診断と予防が大切!
予防は年に1回の混合ワクチンもそうですが、外・内部寄生虫に関する予防も必要です。
動物病院で取り扱われている予防薬と市販の予防剤では、予防の効果が全く違います。
「お外に全く出ない室内飼いだから、予防なんてしなくても大丈夫。」というわけでもありません。
多くの研究によって、完全室内飼育の子でも寄生虫への感染があると報告されています。
日頃から適切な予防を心がけ、楽しい毎日を送れるようにしていきましょう!