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ネコちゃんの爪切り

2022.05.12

千葉県佐倉市の『若山動物病院』の看護師・新垣です!

今日は病院で暮らしている猫のおきくちゃんんと一緒に
ネコちゃんの爪切りについてのお話をしていきたいと思います(*’▽’)

おきく

ネコちゃんにも爪切りをする必要があるの~?と思っている方もいらっしゃるのではないでしょうか??

  1. 爪切りをすることで、
  2. ・爪の伸びすぎによる怪我の予防
    ・飼い主さんの怪我の予防
  3. ・猫同士による怪我の予防
  4. ・家具などの傷の予防
  5. ・巻き爪の予防
  6. などたくさんの予防につながります

一方、爪切りと同じく思われやすい爪とぎには
古い層の爪を剥がして新しい尖った爪にするという役割があります。

爪切りは爪とぎとは意味が違うのできちんとお手入れとして行っていく必要があるのです!

爪切り前

ネコちゃんのの爪は、普段は肉球に埋もれて隠れています。
爪切りのときは肉球の上下を挟むように軽く指で押さえて爪を出しましょう。

本当に軽く押えるだけで爪が出てきますので、強く握りしめないように注意しましょう⚠

爪切る

ワンちゃんのように1本の爪で角を落としていくように少しずつ何度も切るのではなく、
爪の先端の細くなっているところを一度で切っていきます。

薄くピンク色になっているところに血管が通っていて、そこを切ってしまうと血が出てしまいます⚠

爪切り後

モデルのおきくちゃんは触られるのが大好きなので爪切りもお手のものですが、
「うちの子、爪切りが苦手なんです~」という方も多いのではないでしょうか~??
嫌がっているところで無理に爪切りを進めると、さらに爪切りが苦手になり大変になってしまいますよね…。

そんな場合は、一度に爪切りを終わらせる必要はありません!
爪1~2本を切って一度中断し、別のタイミングで残りの爪を切り進めていくと
定期的にすべての爪のお手入れができるのでオススメですよ( *´艸`)

ちょっとずつ短時間で終えられるのでネコちゃんにも優しいです♡

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