スタッフブログ
暑さ対策
2022.06.30
千葉県佐倉市の『若山動物病院』の看護師・千明です。
突然のようにして始まった今年の夏。
連日30℃を超える気温に、早くも夏のトラブルで来院される方が増えてきています。
夏に多いトラブルですぐに思い浮かぶのは「熱中症」
熱中症とは、体温の上昇・脱水によって多臓器障害を引き起こし、最悪の場合は亡くなってしまう怖い病気です。
熱中症で命を落とさないためには、早期発見が大切。
〈熱中症の主な症状〉
・呼吸が荒い
・ぐったりしている
・体が熱い
・食欲がない
・下痢、嘔吐
・体が震えている
・ふらつく
・血便、血尿
・吐血
・けいれん など
もし、熱中症になってしまった場合はお家でできる応急処置をしてすぐに病院へ連絡しましょう。
〈熱中症の応急処置方法〉
・犬を涼しい場所に移動させ、首・脇の下・太ももの付け根に保冷剤や氷のうをあて体を冷やす。
・お水が飲める状態であれば、少しずつ水分の補給をする。
熱中症にならないためには、予防と対策が重要です。
お散歩は暑い時間帯を避け、アスファルトの熱が落ち着いた時に行くようにしましょう。
ひんやり素材のお洋服を着て行くのもオススメです。
熱中症予防には水分補給も大切です。
普段からあまり水を飲まない子には、水に味をつけてあげたり、寒天などを使って食べる水を作ってあげたりするのもいいですね。
お家での熱中症予防・対策をしっかりとして、楽しい夏を過ごしましょう!