院長ブログ

爪のトラブル御用心!

2022.08.19

散歩の途中で・・・
ドッグランで走ったら・・・

爪が折れていまってたのに気がついた、なんてことがあります。
しかも血が滲んでいる、ボタボタとたれている!

自分で爪を切ろうと思っても・・・
そうは簡単にはいかないんです!って皆さんが言います。
でも慣れてきれば、意外に簡単に切れちゃうんです。

そんな爪は・・
歩いたり走ったりするとき、地面をしっかりかまえる「スパイク」の働きをしています。
昨今の犬は、その爪が伸びてしまい切ってあげることが必要になってしまっています。
屋外に住む犬も、同様に爪が長くなっている場合も多々あります。

んー
野生の動物の場合、爪はどうなっているんでしょうね?
しかも長くなってしまったら、どうするんでしょうね?

森の中の爪切り屋さんに行って・・・
なんて事はありませんものね!

野生の動物は爪を切ってもらわなくとも、何の問題も起こりません。
それは歩いたり走ったりして、自然に爪が削れてしまうからです。
しかし飼われている犬たちは、地面で爪が削れるほど運動する必要が無くなったんです!

爪は長く伸びてしまうと、健康を損なってしまうことがあります。

犬や猫の爪は湾曲しています。
そのため伸び過ぎて歩きづらくなるだけでなく、肉球に刺さることもあります。

また爪が折れたり、指の関節が変形してしまうこともあります。
そのようなことにならないように、運動をしっかりするか爪切りを行う必要があります。

爪を切りましょう!
そうは言われても、爪を切ったら血が出て・・・なんてこともあります。
それは切り過ぎ!
じゃ〜どこまで切れば良いんでしょうか?

爪切りの様子

爪切りを上手に行っています!

爪の中には血管と神経が通っています。
白い爪だと血管と神経が通っている部分がピンク色に見えて、わかりやすいですが・・・
黒い爪だと、わかりにくいんです!

しかも!
血管と神経の入っている部分の長さは、その爪その爪で違います。
しかも!しかも!
爪が伸びれば、その部分も一緒に伸びてしまうんです!

そんな爪を、切らなくてはならないことがあります。
また切るにしても爪の形はヒトとは違うため、専用のモノを使います。
しかも切ったばかりの爪は角が尖っているので、角を丸くしてあげると良いんですよ!

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