こんな症状はありませんか?
・ヨダレがたくさん出る
・口が臭い
・柔らかいフードしか食べなくなった
・歯肉が赤い
・口の周りを触ると嫌がるようになった
特にこのような症状は動物病院へすぐに連れて行ってください
- ヨダレがたくさん出る
- 口の周りを触ると嫌がるようになった
- 口が臭い
- いつもより毛づくろいをしない
上記の症状が見られる場合は、口内炎を患っている可能性があります。
例えば急にフードを食べなくなったり、フードを残す様になったり、食べづらそうにしている時は口内の炎症が原因かもしれません。
ネコちゃんを飼うのが初めてであったりすると、食欲不振の原因が口内炎ではないかと中々思いつかないのではないでしょうか。上記に書いた口内炎の様な症状が見られたら、一度ネコちゃんの口内をチェックしてみましょう。
ネコちゃんの口内炎は二つ
系統性口内炎
体のどこかが病気になっている場合などに発症する口内炎です。ビタミン不足や糖尿病、猫ウイルス性鼻気管炎や猫エイズウイルス、猫白血病ウイルス感染症、腎臓病などの病気から口内炎が出来る事があります。他にも栄養不足であったり、過労や薬の副作用でも口内炎が出来る事があります。
潰瘍性口内炎
この口内炎は原因不明とされる場合が多いです。栄養不足や免疫の低下、感染症や代謝異常などが考えられますが、はっきりとは判明していません。一つのパターンでは歯周病から歯肉炎になり、口内炎が出来ることが多い様です。
状態によっては、早期な対策が必要になりますので、まずは正確な診断で、状態を確認してください。
若山動物病院が得意としていること
当院では、ネコちゃんの口腔内の状態を治療するだけでなく、今後歯周病になるのを防ぐための飼い方などもお伝えしております。
自宅でも簡単にできる
自宅ケアの指導状況に応じて、薬やサプリメント、処置も必要になりますが、できれば口内炎にかからない方法の方が幸せなはずです。若山動物病院では、治療はもちろんのこと、自宅での飼い方などもわかりやすく説明しております。
薬を使わない治療法
口内炎がひどい場合や猫が痛がってフード食べれない場合などは動物病院での診察や薬による治療が効果的ですが、栄養不足やビタミン不足により口内炎が起こっていて軽度の場合は栄養補助をする事で治療していく方法もあります。
適切な検査
若山動物病院では、歯周病の度合いがわかる検査と、UVライトでの確認なども行っております。歯周病の場合、状態を正確に把握する必要があります。また、飼い主様にもわかりやすい診断結果となっておりますので、ぜひご相談ください。
歯肉の治療薬
通常、歯周病になる前に、歯肉(歯茎)が炎症を起こします。当院では、歯周病になる前の状態で対策を行いますので、結果的に経済的にも負担がかからないご提案もしております。
口臭が気になる飼い主様がおられましたら、ぜひご相談ください。歯科処置
歯石が原因の場合もあります。その場合は歯科処置を行います。
若山動物病院の歯科処置は、麻酔下で行います。
また、超音波スケーラーを使用し、歯周ポケットの歯石も取り除きます。
通常、無麻酔下での処置の場合、歯周ポケットの歯垢が取れません。
歯周病を予防するためには、歯周ポケットの歯垢の除去が必要になりますので、当院では麻酔下での処置を行っております。
また、麻酔を使わない場合、痛みを伴う可能性があります。
痛いと2回目以降、恐怖心を与えてしまう可能性がありますので、麻酔下での処置になります。
まずはご家庭の状況をしっかり聞かせていただければと思います。
口腔内の病気はできるだけ防ぐことができる
とにかく病気は早期発見できることが一番良いです。
そのほうが、治療費も抑えることができ、ネコちゃんもすぐに元気になります。
若山動物病院は、病気にかからないための飼い方や、薬をできるだけ使わない治療法をお伝えしている動物病院です。
また、口内炎になりにくくするための方法もお伝えしております。
当院は、そういったことを得意としております。
診療の流れ
ご来院・受付
ご来院されましたら、 受付で診察券をお渡しください。
ペット保険に加入されている方は、保険証も同時にお渡しいただけるとスムーズに受付されます。
受付ではどういった内容や状況でご来院いただいたかをお伺いしますので、簡単に「毛が抜けてきた」「耳を気にして掻いている」「ニオイが強い」等をお伝えください。
待合室・診察室は、ワンちゃん、ネコちゃん、それぞれに専用のお部屋をご用意しております。
お帰りいただくまでリラックスしてお過ごしいただくことが出来ますのでご安心ください。問診・カウンセリング
問診では、看護師が飼い主様に症状や状態をお聞きします。
問診は言葉を伝えることができない動物にとって、飼い主様と病院側のコミュニケーションを取る為にとても重要です。
どんな細かいことでも構いませんので、できるだけ正しい症状をすべてお話ください。
問診で得た情報をもとに院長が飼い主様とカウンセリングをして説明し、治療方針を検討していきます。検査・診察
身体検査に加え、必要に応じて血液検査や尿検査、レントゲンや超音波検査等を行います。
まず目視検査や触診で身体検査をしていきます。その後、問診でお聞きした内容や動物の状態に合わせてどういった検査が必要かを判断し、検査を実施していきます。
検査をする前には必ず飼い主様にお話し、確認してから行いますのでご安心ください。
検査は1つ1つ時間がかかりますが、正しい判断をするための検査ですので、結果が出るまでお待ちいただく場合があります。治療計画の説明
問診と各種検査の結果をもとに、病気の内容と治療計画のご説明をいたします。
どんな病気で、何が原因か、どんな治療が必要なのか等をおつたえいたしますので、聞き慣れない言葉や理解ができないことは出てくると思いますが、分からないことはお気軽にご確認ください。
飼い主様にご理解いただけるまで、きちんとお話しします。
病気の説明の後、家庭で行うケア(安静にしておく、散歩を控える等)などはどうしたらいいかの説明も行います。病気を未然に防ぐための方法の説明
当院では、未然に病気を防ぐ「未病と予防」に重点を置き、大切な家族であるワンちゃん、ネコちゃんが健康に寿命まで生きられるためにはどうしたらいいのかという事をお伝えしています。
人間と同じように動物も普段の食生活や運動など、様々な工夫により健康寿命は伸ばすことが出来ます。
若い時は健康管理が十分に出来なくても、何ら問題も無く元気に暮らす事が出来ます。しかし老化が進むに従い病気に罹る事が多くなり、それらの中には若い頃の生活習慣が原因となるものもあります。
寿命を全うするまで、自分の足で歩いて、美味しい食事をして、元気に暮らせるようアドバイスいたします。治療
全ての説明が終わりましたら、治療を開始いたします。
今の動物の状態に合わせて、必要な処置をいたしますが、なるべく動物の体に負担がかからないよう、内科的な治療(投薬や注射、食餌療法等)を優先して実施していきます。
また、食餌療法では、病院で出された食餌を気に入らずに全く食べない場合もでてきます。
その場合は病院に相談していただき、また新しい治療方法を考えて実施していきますので、ご安心ください。お会計
全ての診察が終わりましたら、受付にてお会計をします。準備が整いましたら順番にお呼びしますので、待合室でお待ちください。
お会計の際、診察券(保険証がある場合は保険証も)をお返しします。
お薬がある場合はこのときに説明がありますので、使用方法等の間違いがないよう、しっかりとお聞きください。
また、今回の診察の中で分からない点がありましたら、どんなことでも質問してください。次回のご予約
今回の診察内容や治療方針で、今後の必要な通院回数や通院間隔(毎日来院が必要、1週間に1回等)をご説明します。
飼い主様にご無理のないようにスケジュールを立てていただき、次回のご予約の日程をお決めください。
また、ご予約していた日がもし難しくなった場合は、お電話にて当院にご連絡ください。ご予約の取り直しなど、状況に応じて対応させています。