こんな症状はありませんか?
・しこり、イボがある
・元気、食欲がない
・身体や足の痛み、ふらつき
・嘔吐、下痢、便秘
病院に連れて行くべき症状とは
- しこり、イボがある
- 足を痛がっている
- 頻繁に咳をしている
- 多飲多尿である
腫瘍の中でもガンは、ワンちゃん・ネコちゃんともに死因第一位にあたる病気です。
腫瘍にも悪性腫瘍と良性腫瘍が存在しますので、まずはどちらかの腫瘍なのか検査をすることが大切です。
悪性腫瘍のことを一般的にガンといいます。ガンは、基本的に細胞の遺伝子の突然変異や細胞の無秩序な異常増殖により起こります。それは細胞のDNAが傷付けられると突然変異を起こし(イニシエーション)、その細胞が無秩序に増殖していくとがん発生の前段階になり(プロモーション)、そしてさらに突然変異を繰り返すごとに悪性化していき(プログレッション)、がんとなります。これらの段階は寿命が延びるごとにリスクが増えるので、がんは高齢の病気とされているのです。
腫瘍は早期発見、早期対策が重要になります。
もし、上記症状に心当たりがありましたら、できるだけ早めにご相談ください。
若山動物病院が得意なこと
当院では、ネコちゃんの腫瘍疾患に対して、幅広い治療を選んでいただけます。
免疫療法(免疫ミルク)
悪性腫瘍だった場合、手術だけが選択肢ではありません。しかし、早期に対策したほうが良い際はご相談いたします。
若山動物病院では、手術以外の選択肢も複数要しております。その一つが免疫ミルクです。
免疫力を高める中で、ガンの進行を遅らせることもできます。免疫ミルクは、予防的な使い方もできますので、興味のある方は一度ご相談ください。
ただ、まずは詳細を検査することが大切です。凍結治療器(クリヨペン)
凍結療法は、繊維構造を保ちながら患部組織を凍結し細胞を破壊させたり、周囲の血管に障害を与えることにより細胞への血流を遮断したりする方法です。この方法は安全かつ簡便で受入れられやすい方法で効果も良好です。一般的に、冷凍照射後30分以内に浮腫ができ、浮腫状態は4日間ほど残ります。
腫瘍を切除する際に、麻酔を使わなくてもできることが一番の利点になります。食事療法
家庭での管理で大切なことは、風邪などの感染を防ぎ、十分な栄養を与えることです。
これらは、生活の質の改善を行うばかりでなく、肉体的な苦痛を軽減します。
癌に罹ると、体の筋肉が落ち痩せて来ます。
体が痩せると、抵抗力や消化機能の低下や、病気からの回復を遅らせます。
体重の減少などにより体力の落ちた子は、併発症を起こしやすくなります。
また、癌になっても体重が減少しない子は、体重の減少のみられる仔よりも長生きします。
その子その子に応じて、どういった食事が良いのがお伝えできますので、ご相談ください。活性化リンパ珠療法(再生医療)
動物には病気や怪我に対して自分で治そうとする免疫力(白血球のリンパ球)という自然治癒力が備わっており、体内にできたがん細胞や体の中に侵入した細菌やウイルスを攻撃して死滅させます。
免疫細胞療法は、このような生まれつき備わっている免疫の力を利用したり、免疫の力を強めたりすることで、がんの発症や進行を抑える治療方法です。
免疫細胞療法は、大きく4つの特徴がございます。- 1.副作用がほとんどない
- 2.延命効果が見られる
- 3.QOLが上がる
- 4.他の療法との相乗効果
再生医療については、まずはどういった治療なのか相談してください。
その際に、噛み砕いてご説明いたします。
まずはご家庭の状況をしっかり聞かせていただければと思います。
このページを見られている方に伝えておきたいこと
若山動物病院は、病気にならないためのサポートをメインに行なっている動物病院です。
また、病気になっていたとしても、飼い主様と相談し、症状を遅らせたりすることをしております。
人の方でも健康寿命という概念が注目されておりますが、これは大切な家族であるワンちゃん・ネコちゃんでも同じです。
治療はもちろんのこと、できるだけ病気を防ぎ、太く長い楽しい人生を歩んでいただきたいと思っております。
診療の流れ
ご来院・受付
ご来院されましたら、 受付で診察券をお渡しください。
ペット保険に加入されている方は、保険証も同時にお渡しいただけるとスムーズに受付されます。
受付ではどういった内容や状況でご来院いただいたかをお伺いしますので、簡単に「毛が抜けてきた」「耳を気にして掻いている」「ニオイが強い」等をお伝えください。
待合室・診察室は、ワンちゃん、ネコちゃん、それぞれに専用のお部屋をご用意しております。
お帰りいただくまでリラックスしてお過ごしいただくことが出来ますのでご安心ください。問診・カウンセリング
問診では、看護師が飼い主様に症状や状態をお聞きします。
問診は言葉を伝えることができない動物にとって、飼い主様と病院側のコミュニケーションを取る為にとても重要です。
どんな細かいことでも構いませんので、できるだけ正しい症状をすべてお話ください。
問診で得た情報をもとに院長が飼い主様とカウンセリングをして説明し、治療方針を検討していきます。検査・診察
身体検査に加え、必要に応じて血液検査や尿検査、レントゲンや超音波検査等を行います。
まず目視検査や触診で身体検査をしていきます。その後、問診でお聞きした内容や動物の状態に合わせてどういった検査が必要かを判断し、検査を実施していきます。
検査をする前には必ず飼い主様にお話し、確認してから行いますのでご安心ください。
検査は1つ1つ時間がかかりますが、正しい判断をするための検査ですので、結果が出るまでお待ちいただく場合があります。治療計画の説明
問診と各種検査の結果をもとに、病気の内容と治療計画のご説明をいたします。
どんな病気で、何が原因か、どんな治療が必要なのか等をおつたえいたしますので、聞き慣れない言葉や理解ができないことは出てくると思いますが、分からないことはお気軽にご確認ください。
飼い主様にご理解いただけるまで、きちんとお話しします。
病気の説明の後、家庭で行うケア(安静にしておく、散歩を控える等)などはどうしたらいいかの説明も行います。病気を未然に防ぐための方法の説明
当院では、未然に病気を防ぐ「未病と予防」に重点を置き、大切な家族であるワンちゃん、ネコちゃんが健康に寿命まで生きられるためにはどうしたらいいのかという事をお伝えしています。
人間と同じように動物も普段の食生活や運動など、様々な工夫により健康寿命は伸ばすことが出来ます。
若い時は健康管理が十分に出来なくても、何ら問題も無く元気に暮らす事が出来ます。しかし老化が進むに従い病気に罹る事が多くなり、それらの中には若い頃の生活習慣が原因となるものもあります。
寿命を全うするまで、自分の足で歩いて、美味しい食事をして、元気に暮らせるようアドバイスいたします。治療
全ての説明が終わりましたら、治療を開始いたします。
今の動物の状態に合わせて、必要な処置をいたしますが、なるべく動物の体に負担がかからないよう、内科的な治療(投薬や注射、食餌療法等)を優先して実施していきます。
また、食餌療法では、病院で出された食餌を気に入らずに全く食べない場合もでてきます。
その場合は病院に相談していただき、また新しい治療方法を考えて実施していきますので、ご安心ください。お会計
全ての診察が終わりましたら、受付にてお会計をします。準備が整いましたら順番にお呼びしますので、待合室でお待ちください。
お会計の際、診察券(保険証がある場合は保険証も)をお返しします。
お薬がある場合はこのときに説明がありますので、使用方法等の間違いがないよう、しっかりとお聞きください。
また、今回の診察の中で分からない点がありましたら、どんなことでも質問してください。次回のご予約
今回の診察内容や治療方針で、今後の必要な通院回数や通院間隔(毎日来院が必要、1週間に1回等)をご説明します。
飼い主様にご無理のないようにスケジュールを立てていただき、次回のご予約の日程をお決めください。
また、ご予約していた日がもし難しくなった場合は、お電話にて当院にご連絡ください。ご予約の取り直しなど、状況に応じて対応させています。