院長ブログ

剛毛?

2019.08.22

今朝は庭で、暑い日差しを受けながらミミズが舗装した道の上をホフク前進してました。
ひたすら歩むのですが、そっちには土は無いぞ!方向違いな気がします。
進みたい方向はわからないのですが、そっちじゃ危ない!
なので花壇の方に、移動してあげたのですが。。。

ミミズは、手足のないヒモ状の生き物です。
その名前の語源は、「目見ず」から『メメズ』に、そしてミミズになったと言われています。

このミミズ、驚いた事に体には「短く丈夫な毛」が生えているんですって!
これって剛毛って事ですよね??
見た目には、お肌ツルツルのようなんですけどね〜
この毛を滑り止めとして使い、移動していくんだそうです。
よく見ても、毛があるようには見えませんよね!

ミミズには色々な種類があり、日本には体長が60cm以上にもなるのがいるとか。
そしてオーストラリアには2mを越すのもいるとか!

ミミズには口と肛門があり、ちゃんと食べて、きっちりウンチを出すんです。
この2m超えのミミズのウンチの大きさって、どのくらいなんでしょう??
見たい!とは思うものの・・・

雨上がりの暑い日にミミズが多く見られるのは、ミミズは皮膚呼吸してる動物だからだそうです。
雨水が溜まった土の中では息苦しくなり、地上に出てきちゃうんです。
また太陽の熱で土が熱くなってしまったら、体温調節ができないので暑がって地上に出てきちゃうんです。
地上に出てきちゃったら、干からびてしまう。。。
ミミズにとっては、どちらにしろ自殺的行為ですよね!

ワンちゃんって、干からびたミミズが好きですよね!
そんなことから
「食べちゃったけど、大丈夫でしょうか?」って電話がときたまきます。

オーストラリアの巨大ミミズも干からびるんでしょうけど、ワンちゃん、、それも好きなんでしょうか??
そんなの食べてたら、チョット引けますよね!!
ちなみ一般的に言われる大きさの干からびたミミズなら食べても大丈夫でしょうけど、60cmにもなるミミズは、、どうでしょうね?
舐める程度にして、食べないにこしたことは無いですよね!

ミミズは漢方薬としても有名です。
ミミズを乾燥したものを「地龍」いい、解熱薬として使われいます。

ちなみ朝に見かけたミミズですが、またまた土の無い方へと歩んで行ってました。
そして残念ながら舗装された部分で、脱水状態になり力尽きてました。

駐車場の花壇の土壌改良に尽力を尽くしてくれた事に感謝し、葬りました。

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