院長ブログ
Animal Hospital
2019.09.05
ここには半年に1度、年に2回しか来ないがいつ来ても新鮮である。
玄関に着いた時には、出迎えのスッタフに名前を呼ばれる。
名前を呼ばれると、なんか安心感が生まれる。
待合に通され、ここでしばしの時間を過ごすことになるのだが・・
眼に肌に耳に優しい空間である。
部屋の照明はほどよく、ほんのチョット流れ感じるここちよい空調、かすか〜に聞こえる音楽。
この空間を提供してるのは、「サービス?、おもてなし??」
どう考えるのかな?
「サービス」は「仕える、召使」という意味で、語源はラテン語の「奴隷」です。
その点「おもてなし」は、チョット違いますよね!
英語で病院は Hospital、動物病院はAnimal Hospital、宿泊施設はHotelと言いますが、語源はラテン語のホスピタリティHospitality」、その意味は「客人の保護者」で
「疲れた旅人に、無償で飲食や看護をしたり宿を提供した」ことからです。
動物病院はホスピタリティあるところだから、Animal Hospital なんですよね?
「ホスピタリティ」は、日本でいう「接遇」とほぼ同じ感じ意味合いです。
だから動物病院では飼い主さんやワンちゃん猫ちゃんに思いやりの心を持って、一人一人の飼い主さんの目線に姿勢を合わせ寄り添い心地よい時間と空間提供しなくちゃならないんですね。
昨日に続いて「眼に見えない人の心」を、眼に見えるものに表すことの意味を再認識した気がします。