十五夜
2019.09.13
私は夕暮れ時が好き!
夕陽が落ち赤く淡く暖かく見えてた空が群青色に移りゆく時‥‥たまりませんね!
そして月が浮かび、次第に小さく光る星が増えてくる、、んん〜
しかし星のように見えても、強く光るのは星じゃなく人工衛星なんですよね。
それを思うとチョット興ざめしてしまう、この頃です‥‥
今年の中秋の名月いわゆる十五夜は、今日なんです。
でも13日の金曜日。
13日の金曜日といえば『ジェイソン』、、が頭に浮かぶ方もいらっしゃるでしょうけど、そっちの話ではありません!
そう今日は十五夜なんです!
十五夜と言えば「お月見」とも言われ、団子やススキをお供えします。
その団子は「三方」にのせて飾りますよね?
三方とは、神様に供える供物をのせるための台です。
つまり団子は神様に差し上げる、神聖なものだったんですね。
このことから、月が信仰の対象でもあったことがわかります。
また団子を山型に積み上げるのは「団子の先端は霊界につながっている」とされるからだとも聞きましたが、ここまでになると何かなぁ〜とも思ったりもします。
ま〜収穫の感謝の気持ちを、団子を通して伝えていたんです。
当院では9月1日から受付に飾ってあるので、ご覧になった方も多いかと思います。
あの団子もウサギも、紙粘土を使ってのスタッフの手作りなんです!
でも実際の団子は、米粉で作ったんですよね。
そして団子やススキを備えて収穫や健康、幸せを願うんです。
ススキは月の神様が宿るものとして、悪霊や災いなどから守り豊作を願う意味が込められています。
魔除けのススキは当院の庭にも数種類が植えられてますので、ご覧ください!
十五夜は今日13日ですが、満月になるのは翌日の14日なのです。
そのため月の左側が、多少〜ほんの小さくなってます。
残念ながら満月ではありませんが、健康で一年を過ごせるように祈ってくださいね!
もし月が雲に隠れ見えなくても空には月が出ていますので、祈りは届きますよ!
そして1か月後には、十三夜です。
十三夜は十五夜の約1ヶ月後、今年は10月11日です。
十五夜を「中秋の名月」と言うのに対して十三夜を「後の名月」と言い、十五夜と同じように団子やススキを供えます。
ちなみ十日夜というのもあり、十五夜、十三夜、十日夜を3月見と言います。
さて今日は「月見の宴」
ロウソクを灯し空に浮かぶ月を眺めながら月見酒を飲み、デザートには団子!
ススキは玄関の軒先に飾り、一年の無病息災のお守りにします!