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見かけによらず

2019.09.10

今日は9歳のわんちゃんの歯石とりを行いました!

小さい頃から水をよく飲ませるようにしたり、歯みがきをしたりと日頃から歯には気を使っていました
しかし、少し前から口臭がするようになり、歯肉も赤く腫れてきてしまい、今回麻酔をかけて処置することに

パッと見はキレイに見えますが、よく見ると歯肉が腫れて歯と歯ぐきの間には白っぽいプラ―クがついているのがわかります

反対側の歯ぐきは赤くなり、やせて歯の根が少し見えてしまっています

全てのプラ―ク・歯石をとり、歯周ポケットが深くなって歯の根元がダメになってしまったものは抜歯をしました

こちらが抜いた歯の写真です

下側が表面に出ていた本来見えている歯で、上側が歯肉の中に埋まっていた根の部分でついてる茶色の汚れは歯石です

 

歯周ポケットが深くなると、ポケットの中にもプラ―クが入り込み、いずれ歯石になってしまいます
歯石は歯周病菌のすみかになり、さらに症状は悪化していきます

口腔内は日頃から見る機会が少ないので、病気になっていても気づきにくい場所です
特に歯周ポケットの中は見るにも見れない場所です

だからこそ!
飼い主さんによる毎日のケアと、病院での定期的なメンテナンスが大切になります!

 

千明

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