院長ブログ

快適な環境

2019.11.04

本日は休診日。
入院の子のチェックと、その合間に図書の整理です。

当院の図書コーナーには、専門書や病気の症例スライド、ビデオ、DVDが並んでます。
書籍類は千冊を超え、症例スライドはアメリカの大学から送ってもらったもので数千枚以上もあります。

50年近くの獣医師生活ですから、本を毎月1冊ほど買っても600冊ですもんね〜
ビデオでVHSで録画されたものはDVDに変換しましたが、VHSを知ってる方は相当の年配の方ですよね。
年齢を感じちゃいます!

専門書に混じってオフィスや動物病院、病院、店舗のデザイン設計の本が何冊もあります。
その中でも好きなのが、世界中の照明が掲載された本です。
世界中のオフィスや店舗の写真などが掲載されてるのですが、その本を見てると仕事って何なのかを考えさせられます。

日本のオフィスって部屋全体が、ほぼ隅々まで明るい感じになってますが何故でしょうね?
照明も、必要なところがそれなりに明るければ良いと思うのです。

当院も待合室は落ち着く感じで輝度も照度も落とし、必要な部分は明るく見えるように気を使ってます。
でも、薄暗い感じなのを嫌がる方もいらっしゃいますよね。
そのようなこともあって、このごろは全体的に照度をあげてます。
施設をデザインするって、難しですよね。

色々な動物病院を見学して思ったことは、スタッフルームです。
必要な広さは『スタッフ数×1.5㎡~1.8㎡』って言いますけど、テナントなんかだと難しいですよね。

院長室がある所もありますが、当院にはありません。
私は、もともとはスタッフルームの一角で仕事してたんです。
人数が増える事も考え30畳チョットと広めにしたんですけど、何かと手狭になったからと追い出されちゃいました。

今は、猫ちゃんの診察室の片隅で診療の合間に原稿を書いたりしています。
まぁ〜メインのパソコンをノートタイプに変更したんで、院内どこでも院長室って感じになってます。

施設に広さだとヒトの内科クリニックの場合は、ドクター1名スタッフ5名で、診察1室、処置室1室、レントゲン室、受付、待合、化粧室、スタッフルーム、、などで最低でも40坪くらいは必要って言います。

動物病院は、その他に手術室、入院室、フードなどを保管する倉庫、場合によってはワンちゃん猫ちゃんを別けるなら、もっと広さが必要なんです。
でも、その広さが確保できない場合は何かが犠牲になるんでしょうね。

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