ネット
2019.11.26
午前中の診察に来たハクちゃん
今年の春、移動中の不慮の事故でプラスチック製のキャリーが開いてしまい、お外へ逃げてしまいました (>_<)
家族の必死の捜索と地域住民の方の協力で、約半年におよぶノラ生活を終え
無事に保護されました!
その一件以来、病院へ来る時はかならずネットに入れてから布製のキャリーで移動するようになりました
病院でも猫ちゃんの診察時に洗濯ネットを使うことがありますが
ハクちゃんが入ってきたのは黒いネット
普通の洗濯ネットとは違い、網が太く触った感じもしっかりしてる (゚ω゚;)
お母さんにネットのことを聞くと、今使っているキャリーとセットで売っていた物なんだとか…
猫ちゃん用なのかしら?と思っていたら可愛いネコ型のブランドロゴがついてる!
ちゃんと猫ちゃんのことを考えられて作られたネットなんですねぇ
猫ちゃんをネットに入れることは、移動時の逃走防止につながるだけでなく
体の動きを制限し、ほどよく包まれることで精神的に落ち着くことができます (*´▽`*)b
ネットに入ることに慣れておくと、普段の移動時だけでなく災害などの非常事態の時にも役立ちます
実際にあった話では、東北大震災の時に、猫ちゃんをキャリーに入れて避難して、キャリーから猫ちゃんを出す時に脱走してしまい
捕獲することもできず、帰ってこなかったというケースが多発したそうです
災害というのは、普段の生活にとても大きな影響をあたえます
人の場合は、どうしてこうなったのかという理解はできますが、猫ちゃんたちにとっては原因もわからず、理解もできない状況です
そうなると精神的に不安な状態になり、攻撃的になったり、突発的な行動をしてしまうことがあります
そんな時のためにも、普段から洗濯ネットに入れたりキャリーに慣れさせておくことで
猫ちゃんたちの安全を守ることにつながります!
千明