急降下

2019.11.26

天気予報じゃ、最高気温は昨日より10℃前後下がる見込みとかいってます。
昨日は暖かでしたから、こんなに急激に気温が下がると自律神経のバランスを乱してしまいかねません。
このようなときには、ヒトでは「寒暖差疲労」として体調の不良がみられます。

それはワンちゃん猫ちゃんも、同じかなぁ〜って思うのです。
だって、いつも室内で夏は涼しく冬は暖かく一年を通して快適に暮らしてるため温度変化には弱いかもですよね。

この時期の病気で多いのが、膀胱炎などの泌尿器系疾患!
寒くなると水を飲む量が減りオシッコが濃くなり、オシッコの中のミネラルが結晶化し尿石症になってしまいます。

また過去に泌尿器系の病気になった子は、この時期に再発する事が多いのでので注意が必要です。

泌尿器系の病気を予防するには、いつでも水を飲めるようにしておく事です!
水の飲む量が少ないと感じたら、水に味や匂いを付けるなどの工夫してみましょう。

ワンちゃんで外でオシッコをする習慣の子は、オシッコの我慢から膀胱炎にもかかりやすくなります。
トイレ・トレーニングして屋内でもオシッコができるようにしましょう。

冷えると足腰にトラブルを持つ子、関節疾患を持つ子は寒さで血液循環が悪くなり痛みが出たり悪化します。
日頃からフードの量には注意し、フローリングで滑らないようにカーペットを敷いたり、足裏の毛を短くしておくなどしましょう!

また心臓病をもつ子にとっても、急激な冷え込みには注意が必要です。
高齢になって急に咳が出るようになったり、思い当たる理由もないのに痩せてきた場合には注意が必要です。
適度な運動を行い、昼と夜の寒暖の差温を少なくするようにします。

高齢になったら年に数回、定期健診を受けることが大切ですね!

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