全身麻酔イヤだ
2019.12.28
フードを食べると『キュッキュッ』と変な音が口でする。
また顔を傾げちゃう。
前足で頬や口元を掻くような仕草を、しきりにする。
これは「歯が悪いんだな〜」と誰しもが思う、猫ちゃんの様子です。
そして動物病院へ行くと、
「歯周病です!」とか
「歯槽膿漏です!」と言われます。
そして全身麻酔を使い、歯を抜いたり歯石を取るという治療が提示されます。
しかし、我が子は高齢猫!
麻酔のリスクも高いし歯が悪いのも可愛そうだし、処置をどうしようか迷います。
「全身麻酔は怖いので、歯科処置は止めます!」
「じゃ〜痛いのなら痛み止めで!」
「痛み止めの薬を飲ませるの口が痛がってるから、注射打ってください!」
そのように多くの方は、全身麻酔を怖がり歯石除去処置を諦めちゃいます。
ま〜痛いのだから、痛み止めを使うことになんでしょうね!
でもそれは、治す治療ではありません。
しかし一時的にでも、QOLの改善はあります!
「おおおお〜」注射の効果かフードを食べ始まりました。
しかも動きも、見た目は普通にも!
口を触ることができるなら、痛み止めの薬が飲めますね。
でも〜チョット、不安と疑問が。
この治療で、良いのかな〜と!
ん〜 そうですね!
元々は歯が悪いことだし、このままじゃ歯はさらに悪くなる一方です!
しかも症状は、絶対に進みます。
そしたら痛み止めの薬も、効果が薄くなってくることでしょう!
歯周病=全身麻酔が、歯科処置ではありません。
それは歯石を取るだけじゃ、歯周病の解決にはなってはいないからです。
多くの飼い主さんや動物病院では、歯石除去で終わってします。
しかし実際には!
歯周病の原因は歯周菌ですから、歯周菌を減らす必要があります!
そのため当院では、口腔内の歯周菌を減らすことから始めます。
それだけでも食欲が出てくる子もいることからも、歯周菌は悪いヤツとわかります!
私どもは『歯周菌を減らすお手伝い』ができますので、ご相談ください!!