院長ブログ

肺水腫で…

2012.08.03

心疾患から「肺水腫」を起こした人を見た。 
呼吸数も多くなり、すっごく辛そうである。 

肺水腫とは、血液の液体成分が血管の外へ滲み出した状態をいいます。 
つまり、肺の空気の入る部分に液体成分が溜まってしまいます。
そのため酸素の取り込みが上手に出来なくなり、呼吸が辛くなります。 

ハァハァと呼吸をしてるため、お腹がすいてもモノを食べることが出来ません。 
走った直後の乱れた呼吸をしてるときに、食事は出来ませんよね? 
そんな呼吸の状態が続いてるのです。 
鼻の穴からじゃ空気の取り込みが少ないので、口を開き呼吸をします。 
口の粘膜もカラカラになります。 

横になると息苦しくなるため、起き上がったまま寝ます。
悪化するとピンク色の泡状の痰が出たり、皮膚や口唇は紫色になります。  

明日は肺水腫で亡くなった… お通夜… 

人の最期って、あっけない… 
「桃が食べたい!」
「アイスが食べたい!」
「ヒゲが伸びたから、剃りたいからカミソリ持って来て!」
そう言っていた半日後には…

週明けまで、休診します! 

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