院長ブログ

歯ッピーになろう

2020.01.29

体の表面や体の中には、約1000種類くらいの細菌が住んでいると言われています。
そのうち半数以上の細菌が、口の中に住んでいます。

「なにィ〜? それって??」
「皆さん〜ん
体に住む細菌の半分以上が、口の中に住んでいるんですよ〜!」

ん??
ウンチより口の中の方が、細菌いっぱいってことですよね?
それって、口の中の方がウンチより汚いってことですか??
「んんん‥‥‥何てことなんでしょう!」

この口の中に住む細菌が、歯周病など口の中の病気の原因となります。
またこれらの細菌は口の中だけで無く、心臓や関節などの病気にも関わることがわかっています。
つまり口の中に住む細菌が、全身の健康に大きく関わっているのです。

そうですよね〜
口の中には考えられないくらい細菌がいっぱいなんですもんねっ!

その細菌たちは『歯垢=プラーク』の中に住んでいます。
歯垢は歯の表面に付き、バイオフィルムを作ります。
このバイオフィルムは、流しや風呂の排水溝に付くヌルヌルと同じようなものです。

あのヌルヌルが、口の中にもあるんですよ!
私共ヒトの口の中も同じだなんて、いや〜考えたくないです。
でも事実なんです。

流しや風呂の排水溝のヌルヌルを取るには「タワシ」で擦ります。
口の中のヌルヌルも同じで、歯ブラシしなくちゃなんです。

しかし上手に歯を磨いても、磨き残しもあるでしょう。
また歯垢が歯石となってしまうと、歯磨きしても歯石は取れません!

歯磨きの好きな子は、きっと少ないですよね。
歯磨きをやらせはするけど、嫌いな子は多いと思うのです。
そんな子たちへのコツは『歯磨きを嫌いにさせない』事です!
その方法は、その子それぞれです。

『口腔ケア』とは
・口の中をきれいにしたり
・口の機能の改善や感染の予防
・そして痛みからの開放のための緩和ケア
これらを言います。

口腔ケアをすると、口の機能の改善にもなります。
口の中の健康は、体の健康です!
そのために歯科検診は、大切ですよ!

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