院長ブログ

インフルエンザ

2020.02.17

新型感染症は、ヒトにだけでなくワンちゃん猫ちゃんにもあるんだよ〜という話をしました。
実はインフルエンザも、様々な動物に見られる感染症なんです。

インフルエンザウィルスは、A型からD型があります。
ヒトでは、毎年のようにA型とB型が流行ります。
そしてA型インフルエンザは、多くの動物に感染してしまいます。
B型とC型は主にヒトへのみ、D型は家畜へのみ感染します。

このA型インフルエンザは元々はカモなどの水鳥の持つ鳥インフルエンザィウルスが起源と言われています。
それが、ヒトにも感染するようになってしまったんだそうです。

しかもインフルエンザウィルスは哺乳動物だけでなく、ほとんど全ての動物に感染するそうです。
たとえばヘビやワニなどの爬虫類、カエルなどの両生類にもですって!
この子たちが感染すると、どんな症状が見られるんでしょうね?
ヘビやカエルが咳を??
感染しても発症せず症状は無い、そんな気もしますがどうなんでしょう?

鳥のインフルエンザが流行ると、結構大規模に対応しますよね!
過去に香港で、鳥のインフルエンザのヒトへの感染死があったんです。
そのことからも感染症対策が、しっかりとされているんでしょうね!

しかし一般的には、鳥のウィルスが豚以外の哺乳動物に直接感染することは少ないそうなんです。
これって、豚には普通に感染しちゃうっていうことなんですよ!
しかもインフルエンザの世界的大流行は、豚がヒトへの感染源となってるんだそうです。

1968年の香港風邪が、そうらしいんです。
また1918 年のスペイン風邪も鳥ウィルスが豚に感染し、ヒトに感染したものだと言われています。

感染予防には
栄養と睡眠を取って免疫力UP
手洗いとアルコールを含んだ消毒液で手を消毒
咳エチケット!

これは新型感染症も同じですね!

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