院長ブログ
相応
2008.01.17
人間ドッグに行って来た
前から、心臓と脳が気になっていたのだ
早朝7時半から検査が始まった
最初に採血、体重と身長、体脂肪率の検査から始まった
体重計に乗ったその目前の壁に“体脂肪率 35%? 肥満大”と張り紙されている
「ぁぁ?嫌な張り紙だこと…」
「メタボな方が多いですからねぇ?」
ボソボソとつぶやいた言葉に、看護婦さんが大きな声で笑顔で答えてきた
そんな答えをした看護婦さんの手には、私の検査結果が…
結果をのぞき込むと、よく見えるように見せて下さった
「ぁぁっ!」
「はいっ!!」
「ん…」
「次の検査に行きますよぉ?」
私の思いとは別に、看護婦さん達は明るい!
その後、血圧、体重、肺機能、腹部超音波等々…様々な検査が…
そして9時過ぎに、やっと胸部X線写真と頭部と頸部のMRI検査が
「心臓は肥大化傾向ですが、肺に転移像は無いですねぇ?」
もうすぐ、癌の手術を受けてから5年になる
肝臓や、その他の臓器にも再発像は無かった…
手術の後遺症は大きく今も苦しいが、良かった!良かった!
3ヶ月後、満5歳を迎えるのだが、その時に再度チェックになった
「脳は歳相応に、縮んでますねぇ?」
「動脈も歳相応に、硬くなってますねぇ?」
「あれ?両眼の視力1.2なのに、何の眼鏡かけてるんですか?」
検査結果を話してくれてたドクターが、急に質問してきた
「はい、歳相応です!」
と答えると、チョット間があいて返事が戻って来た
「…老眼ですねぇ?!」
「……」
何か、歳相応って嫌な響きですね!そうは思いませんか??
私を手術したドクター達に感謝である!
ドクターの腕によっては、再発も考えられたのにと思うと嬉しい
医者は選ぶ必要がある、医師によっては寿命が違う、そう毎回痛感する!