愛情と治療
2020.03.25
ヴィヴィちゃんは来月11歳になる女の子 /ᐠ・ᆽ・ᐟ\
2年前に腎臓病を患って以来、ずっと治療を続けています。
最初は吐き気がひどく、元気・食欲がなくなってきたということで来院。
血液検査をすると重度の腎臓病になっていました。
すぐに入院して治療を開始。6日後には、自分からご飯を食べるまでに回復。
腎臓は1度壊れてしまうと治ることはなく、長く続く病気であることを飼い主さんに説明・理解してもらい、
病院だけでなく、お家でもできる治療として皮下点滴と食餌療法に切り替えていきました。
退院後は、貧血になったり食欲が落ちたりしながらも少しずつ回復。
自宅治療を頑張った結果、腎臓病発覚から約7ヶ月後には腎臓の数値が正常範囲内に!!
現在では、体調に波はあるものの腎臓の数値も安定したままで、体重も入院時の倍以上となりました (*´∨`*)
お家では飲水量を増やすことを頑張ってもらい、足りない分を皮下点滴で補ってもらっています。
ご飯については、ヴィヴィちゃんの好きな物を食べて、腎臓病のご飯はつまむ程度だそうです。
最近は、ヴィヴィちゃんが元気になりすぎてお家での点滴が難しいとのことなので、
体調を見ながら病院へ来て点滴をおこなっています。
病院へ来ても点滴はお家の方がおこなうので、ヴィヴィちゃんへのストレスはなし!
お母さんの膝の上でリラックスしながら点滴をうけています d(≧∀≦*)
どんな病気であっても状態によっては病院での入院・治療が必要になりますが、
それ以上に大切なのはお家でのケアです。
病気を治すには、病院スタッフの知識・技術も大切ですし、薬や手術が必要になる時もあるでしょう。
しかし、我が子にとって一番の治療は家族の愛情です。
家族から我が子への愛情が、病気に負けない力となり
生活をより明るいものへと変えてくれます。
ヴィヴィちゃんを見るたびに、家族の愛情はすごいなと思います。
これからも家族みんなで楽しい毎日を過ごしてね!
千明