院長ブログ

余命11ヶ月

2007.11.19

我が愛車、パジェロが退院してきた
愛車を整備する彼は、凄腕整備士である
彼から、退院後の注意、今後の注意などの詳細な説明があった

その歳に、衝撃的な言葉が
「もって、あと11ヶ月…
 ん?余命、11ヶ月と言っても良いでしょう!」
そう断言する彼の言葉には、力が入ってる!

数日前に、我が愛車は突然エンジンがかからなくなったのだ
セルモーターには通電されるが、セルモーターは全く動かない

15年も走っている愛車には、持病がある
エンジンとミッションの接合部分のシーリングが弱まっているのだ
その部分から、オイル漏れを起こしてる
オイルがセルモーターの内部に漏れ入り、セルが動かなくなっていたのだ
当然、オイル漏れを直さない限りは再発する

「同部位の同トラブルは、11ヶ月後に起きますね!
 過去のデーターと部品の劣化から、そう言えちゃいますね!」
「ん?もっと乗っていたい!直して!」
「一部直してもねぇ?全身が痛んでるしね、無理!」
「…」
「10年以上も、ず?っと診てるからねぇ?!」
そう言う彼の言葉には、プロとしての自信とプライドが満ちている
私は、そんな彼を尊敬している!

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