院長ブログ
別れ
2009.02.09
2月9日午後9時40分、シロが呼吸不全により亡くなりました
お花を沢山入れたら、ちゃんと女の子に見えるかな?
チョコとグリニーズと、まるまるごはんをお土産に持たせ
「あんまりヒョ?ヒョ?鳴かないように!」
「歯磨きするように!」
頭なでなでして言い聞かせたよ…
シロの毎日の日課は「ひょえぇ?」っとスタッフへの朝の挨拶から始まりました
その後、朝食を摂り運動へと出るのです
数カ所に変形性脊椎症を持ち、しかも15年前の事故の後遺症で後ろ片足が使えませんでしたが、足取りはしっかりとしてました
遠足では
観光バスに乗ったり…
飼い主さんや仲間達と雪の中で遊び…
渓谷を歩き…
運動会では
スタッフと一緒に一生懸命にお手伝いを…
もちろん参加もしました
老齢管理のセミナーでは
看護、介護のモデル犬として…
東京の街の中を歩き、エレベーターにも乗って…
赤とオレンジの首輪は、可愛く見えるようにセミナーにお出かけの時に新調したんだよね
てんとう虫のリードに合わせて…
思いのほか似合ってた…
病院では
雨が降ると「ひょ?ひょ?」って鳴き、洗濯物取り込め警告を発する仕事をし…
多くの仲間に、血液を分け与えてくれた優しい子でした
あれから長い年月が過ぎ、シロからの輸血で助かった同胞の悲報もちらほらと聞くこの頃でした
でも元気に暮らしてた、昨日までのシロは…
日々の日課を淡々とこなし、いつものように過ごしてたのですが…
しかし、シロの持つ時計は止まってしまったのです
いつかは来る…そんな時が来てしまった…
可愛がってくださった皆様には、心よりお礼を申し上げます