口の中

2019.04.28

朝から、喉が痛いし熱っぽい。
まず看護師さんに喉を見てもらうと
「ぁぁぁ〜扁桃腺に口内炎ができてるぅ〜」
って笑顔いっぱいで、何か嬉しそう!

口内炎??
嫌だなーと思いつつ、喉をチェック。

あらら、潰瘍ができてる!
扁桃腺潰瘍じゃん!でもまだ小さい!!

扁桃腺って、のどの奥の舌の付け根の両横にあるコブのような出っ張り。
この扁桃腺は、口から体内に入る細菌やウィルスなどの病原菌から体を守る仕事をしているのリンパ組織です。
扁桃腺で病原菌が増えてしまう原因は、免疫力低下や気温の変化などさまざまです。

この扁桃腺って呼び方は俗称で、医学的には『扁桃』ってのが正しい。
じゃーなぜ『扁桃』とよばれるようになたのか?
それはアーモンドの種の形に似ているため、アーモンドの別名である『扁桃』からきている。

そんな扁桃が炎症を起こしたものが「扁桃炎」です。
強い痛み、特にモノを飲み込む際に強い痛みがあり熱が出ます。

安静って言われますが、無理!
薬を飲んで治します。
あまり痛いときは、鎮痛剤を使うしかありません。
あああ〜かったるいし気分はダウン!

「あ〜ん」って口を開け喉を見てたら、扁桃腺と扁桃腺の間で垂れ下がって何の仕事をしているわからないものが伸びたり縮んだりしてる。
これ通称『のどちんこ』

『のどちんこ』の本名は口蓋垂(こうがいすい)。
英語じゃ“Uvula”って言うのだが、その語源は「小さいブドウの房」である。
名前の付け方だけど、日本人と違い西洋の人は情緒がありますな〜!!

でも見れば見るほど、実に不思議な組織である。
これって、本当に何の仕事してんのかねぇ〜?

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